課題とは何か?② 課題について
フューチャーデザインの神永将行です。
引き続き「
課題」について解説して行きましょう。
「
課題」とは、
① 表面に起こっている「現象」ではない。
② 「他責」ではなく、「自責」で解決可能な問題。
③ 「理想」と「現実」のギャップ(差異)を全て満たすものを言います。
例えば、「
売上があがっていない」ということは、当初の
コンサルティングの折に
クライアント様から「
課題」として良く出される内容です。
しかし「
売上が上がっていない」というのは、
まず①に該当していません。表面上の問題でしかないからです。
売上が上がっていない、という現象が起こる為には、なんらかの原因があるはずです。
例えば、「
売上が上がっていない」原因には「顧客数が少ない」「
売上単価が少ない」などの
問題が隠されているはずです。
つまり、売上が上がっていない、というのは表面上の現象である。ということができます。
では、②はどうでしょうか?
売上が上がっていない、というのは、一見すると他責ではなく自責(自分自身で解決できる問題)のような
気もします。
しかし、中には「売上が上がっていないのは、競合他社が増えてしまったからだ」と他責にしてしまう
方もいらっしゃいます。
つまり、「売上が上がっていない」というだけでは、「他責にも自責にもなる」問題なのです。
このままでは②の要件を満たすことが出来ません。
③はどうでしょう。
「理想」と「現実」のギャップという意味では、「売上を上げたい」という理想と「売上が低い」という現実
のギャップを示していますので、これは該当するようです。
次では、
課題の洗い出し方について見てゆくことにしましょう。
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